「業務用食品」といって、わかる人はいますかね?
ようはプロフェッショナル=外食店=ホテル、居酒屋、料亭、ゴルフ場など
あらゆる飲食に向けて
コンサル営業を何年もやっていました。
商売のやり方がとてもデリケートな問題を孕んでいて、
独特のルールがわからないと相手にしてもらえません。
たとえば物流から請求までを商社が担っています。
そうすると
同じカテゴリーの類似品を同じ商圏で
複数の業者がしのぎを削って、、ということになるので
「続けていたらどうなるのか?」
みんな、頭ではわかっていました。
具体的にいうと
当時、ずっと頭を悩ませていた
「バッティング問題」というのが起きるんですよね。
ようするに
自社品をどのルート(得意先である商社経由)で
販売していくのか?
1社に絞ることができないので
同じエリアで何社も重複して
同じ商品を扱った結果、価格競争になってしまう。
そこでクレームが発生したりするんです。
「この店はわが社が先に売り込んだのだから優先権がある!」
と主張されると、
「ああ、確かに、それは御社が優先になるべきですね。」
となり、それ以上は何も言えなってしまう風潮でした。
みんなバッティングが嫌で辛くて
辟易としてモチベーションが下がってしまう
ケースもあるのですが、、
でも、「仕事だから競争に勝つしかない!」とばかりに
商品力+サービス力+コスパ競争力をフル投入しての
力勝負的にデッドヒートを繰り替えていたんです。
当時をふりかえっても
「あの時は仕方がなかったんだ」と思う一方で
「今だったら、もう少し違ったアイデアがあったなあ、、、」
「でも、会社は許可しないかもしれないな。」
とアイデアならあるわけです。
決して奇をてらったものじゃなく
反則技ではなくて 販促技(笑)です。
あまり業界では行われていなさそうな
新しい提案方法を、思いつく限り書いています。