先日、こんなご質問をいただきました。
五十嵐さんって、クライアントとどうやって知り合うんですか?
セミナーを開催したりしているんですか?」
と。実は私もセミナー会社にいたことがあり、そこで集客や運営の裏側を見る経験をしていたので、
そのことに関して多少は答えることができるのです。
そこで今日からは、
コーチング集客やセミナーという、いわゆるコンテンツビジネスとか
相談ビジネスについて書いていこうと思います。
コンテンツビジネスというと怪しい感じがする人がいるかもしれませんが、
「今、起業する方法を検討している」
「コーチングを受けている、自分もやろうと考えている」
などと考えている人には、有益な情報となるはずです。
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起業する際に持つべきマインドセット
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これまで多くの社長、起業が軌道にのっている個人事業主を見てきましたが、
成功している方から、こんな指摘を受けることがあったのです。
「五十嵐さん、ビジネスってさあ、、、ちょっとうまくいってるように見えても、
いつ何が起こるかわかんないんだよね。。。もし不測のトラブルが起きたりして、
会社が倒産することだってあるんだよ。そう思うと不安で眠れないような気持になることだってある」
と。
ダン・ケネディの本に
「ビジネスで最悪の数字は1」と書いてありました。
広告は1つ、取引先も1つ、商品も1つとかマジやばい!
との事。
1つっていう数字は、非常にデンジャラスなんですよ。
もし何かあって、たった1つのビジネスに影響が出たら、
全体が傾いてしまうことになるからです。
かの有名な(マーケティングの専門家)
ジェイ・エイブラハムも、書籍の中で
「パルテノン戦略」という概念について語ってまして、
収益源が1つしかないビジネスは危険である、のだと力説しているのです。
つまり、起業するなら売上のあがるビジネスを
何個かの事業に分散させることによって、
リスクヘッジできるのだと考え方をどこかに持っておく必要があるのです。
かのビル・ゲイツだって、あんなにマイクロソフトが儲かってたって、
悪夢に取りつかれたかのように、しょっちゅう恐怖を訴えていたのは有名です。
そういう意味では、たとえ順風満帆にみえてる時期であったとしても
用心してリスク管理をするということが、
有能な起業家のマインドセットだといえそうですね。
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スタート時に選択すべき職種とは?
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たとえば、起業時あるいは「初心者」に向いている起業ネタってご存知ですか?
ヒントは、
そのビジネスの条件として、
運用コストが小さいこと、
仕入れリスクが非常に小さく、在庫を持たないこと、
設備投資はいらない、
一度顧客を獲得すれば、リピート率は限りなく大きい、
そして最後に「粗利益率が非常に高い」
この条件にかなう職種なら、ビジネスで成功しやすいと言えるでしょう。
(これってホリエモンのパクリですよね?ご存じでしたよね??)
こういったビジネスは小さなリスクで始めやすく、
「あれ、違ったかも」と思ったら、すぐ撤退して
別方向を試して、だめなら次、、、とチャレンジしやすいのです。
その典型が、かつて私が携わっていた
セミナー業界になるわけですよね?
逆に、デンジャラスな道にいってしまうのが、これの逆を行くこと。
運営にお金がかかり、
仕入れにお金がかかって、在庫を持つ、倉庫代がかかり、
起業時には設備投資がかかって、
商品が売れたとしてもリピート率は低い、
そして粗利益率が低くて儲けにならないビジネスです。
起業したてのころは、そのテーマや業種、属性が当たるかどうかわからないことが多く
リスクを抱えてのスタートになるわけなので、
極力、難易度の低いもので、テストしながら始めるのが、とくに初心者に向いていると言えるでしょう。
勿論、「だから、その参入障壁を超えるから差別化できるのでは?」と
考えられなくもないですが、、、、、。
まあ、厳しいビジネス展開になるでしょうね。
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